大阪府高槻市の資産家・高井直子さん殺害事件で逮捕されていた高井凜容疑者が、2022年9月1日、自殺を図り死亡するという大変ショックな出来事が起きました。
これから事件が真相解明されると思っていた矢先の出来事。
容疑者は高橋尚子さんと養子縁組してまで保険金を狙ったという、非常に計画性の高い人物でした。
今回の自殺も何かしらの計画をたくらんでいたのでしょうか。
考えられる自殺理由をまとめました。
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高井凛容疑者が自殺未遂からの死亡【2022年9月1日】
留置場で自殺図り搬送の男、死亡 資産家女性殺害事件#日テレNEWShttps://t.co/R9YhJys6wO
— 日テレNEWS (@news24ntv) September 1, 2022
髙井凜容疑者は2022年9月1日の午前7時すぎ、留置されていた大阪府警福島署の居室内で意識がない状態で見つかり病院へ搬送されました。
容疑者は搬送後にいったん蘇生し集中治療室(ICU)で治療を受けていましたが、搬送から約15時間後の同日午後10時21分に死亡が確認されました。
現場の状況から、容疑者は複数のTシャツの裾部分を裂いて作ったひものようなもので首を吊ったと見られています。
逮捕後はずっと黙秘していたという高井凜容疑者。
取り調べの中で「逃走を考えている」と話したことから、警察は通常より巡回する回数を増やすなど警戒を強めていた中で起きてしまった悲劇でした。
高井凛の自殺理由はなぜか?
これから罪を償っていくという矢先の死。
高井凜容疑者はいったいなぜ自殺してしまったのでしょうか。
死ぬことが目的、生きることが目的(自殺未遂と見せかけて逃亡)など、考えられる可能性を挙げてみました。
監視のゆるい病院に移り逃走予定だった
#高井凛 旧姓 #松田凛 殺人犯
こんなツイートが読まれるとは思ってないけど
警察病院の方々!万が一に蘇生したならば逃走にご注意を!
本当の一か八かに掛けて檻から出たのかも!海外ドラマの見すぎかな?w
— KOH46 (@koh465046) September 1, 2022
容疑者が自殺未遂した時点からちらほら声が上がっていたのが、監視のゆるい病院に移り逃走をもくろんでいたこと。
致命傷を作らない程度に自殺未遂して病院に搬送され、病院から脱走する目的だった可能性があります。
心肺停止になり亡くなってしまったのは意に反した出来事だったのかもしれません。
「逃走を考えている」は人生からの逃亡のことだった
そう簡単に留置所から逃走なんてできないとは高井凛容疑者も分かっていたはず。
一見留置所からの逃走のように聞こえますが、本人の頭の中では「人生から逃亡すること=死」をイメージしていたのかもしれません。
罪を償いたくない
逮捕後は黙秘を続けていたという高井凛容疑者。
被害者に謝罪する気持ちなんて持っていなかったことも考えられます。
「自分が一番大事」「自分さえよければいい」そんな印象を受けてしまいます。
罪の意識にさいなまれて・・・なんてはずもなく、単に留置所での生活に耐え切れなかったのかもしれません。
これまでの華やかな生活と、これから先に待ち受ける厳しい生活の落差が大きすぎたのでしょうね。
「逃げ得、バレたら死ねばいい」命に重みなし
事件の責任なんて取らず「逃げるのが得」と考えていた可能性があります。
高井直子さん殺害もお金のためと自己中心的な理由でしたが、自身が死ぬのも責任逃れ。
「バレたら死ねばいい」という短絡的かつ自己中心的な考えでの行為だったと考えられます。
他人の命も自分の命もゲーム感覚で重みなんてないし、そもそも命の重さなんて考えたこともないのかもしれません。
遺書?自殺ほのめかすメモがあった
高槻女性殺害の容疑者、2日前に自殺ほのめかすメモ…府警は発見しながら防げずhttps://t.co/DFehUK4q2Z#社会
— 読売新聞社会部 (@YOL_national) September 2, 2022
突然命を絶ったように聞こえる高井凜容疑者ですが、8月29日夕方に容疑者から回収したノートに遺書のようなメモが見つかったそうです。
便箋に書かれており、自殺をほのめかす内容のほか、家族宛ての遺書のようなことも書かれていたとのこと。
高井容疑者は両親や兄弟など家族に関する情報がほとんどありませんが、養子縁組届の承認に父親のサインを偽造したことから、父親が存在することは分かっています。
父に向けた懺悔だったのか、それとも離婚調停中の妻へのメッセージか。
逮捕前まで川崎市内で同棲していた「麻布十番のガールズバーで口説いた彼女」へのメッセージもあったかもしれませんね。


