2022年9月23日に行方不明になった千葉県松戸市の小学1年生・南朝芽(みなみ さや)ちゃん。
警察やボランティアの方の懸命な捜索にもかかわらず、未だ発見には至らず安否がとても心配です。
当記事では南朝芽さんが行方不明になった日からの足取りや遺留品発見などを時系列でまとめました。
Contents
- 1 南朝芽さん行方不明の時系列
- 1.1 9/23(金)AM11時前:こぶし公園に一人で行きバッグを置いて帰宅
- 1.2 9/23(金)AM11時半:母と約束し再度外出「公園まで20m」
- 1.3 9/23(金)PM4時20分:木2号公園でキックボード発見
- 1.4 9/24(土)AM10時10分:南朝芽さんの靴と靴下が発見
- 1.5 9/26(月)家族コメント「叱ったりしないから、早く帰って来て」
- 1.6 9/27(火)家族コメント「どこにいるの、どうしてるの」
- 1.7 9/28(水)午後1時40分:帽子が見つかる
- 1.8 9/29(木)家族がコメント「(帽子は)間違いなく本人の物です」全文
- 1.9 9/29(木)家族コメント「人が多い安全な場所にそっと離して」
- 1.10 10/1(土)母親コメント「そっと送り出して」全文
- 1.11 10/2(日)父親コメント「かけがえのない日常をどうか返して」全文
- 1.12 10/3(月)「誰かが置いた」家族が語る違和感
- 1.13 10/4(火)14時半:旧江戸川に幼い子どもとみられる遺体発見
- 1.14 10/5(水)旧江戸川の遺体判明せず、家族コメント「まだ何とも言えない」
- 1.15 10/6(木)昼前:旧江戸川の遺体、朝芽さんと特定
- 1.16 10/7(金)家族コメント「戻ってきてくれて奇跡だと思いました」
南朝芽さん行方不明の時系列
9/23(金)AM11時前:こぶし公園に一人で行きバッグを置いて帰宅
母親と公園に行く約束をし家を出たと報道されている南朝芽さんですが、11時半前にも一度、一人で約束のこぶし公園に行ったのでは?と言われています。

23日の午前11時半前、手提げバッグを持って1人で自宅近くの公園に行き遊んでいたとみられています。
その後、公園に手提げバックを置いて、朝芽さんは一度帰宅しましたが、母親と公園で遊ぶ約束をして、キックボードに乗り再び家を出ました。
出典:ヤフーニュース(テレ朝)
お母さんが来るのを待ちきれなかったのでしょうか。
先に一度、一人でこぶし公園まで足を運んだのでは?と見られているようです。
子供を公園に連れて行く時、親は水筒やらタオルやら用意して時間がかかってしまうものなんですよね。
玄関先で「まだ?まだ?」と子供に急かされた経験がある方も多いのでは?と思います。
この「手提げバッグを持って一度こぶし公園へ1人で行った」という部分があまり報道されてないようで、こぶし公園で何かあったのでは?
と考察するかもいらっしゃるようです。
松戸の行方不明女児
待ち合わせ公園に手提げバッグがあったってことはそこで誰かに話しかけられて、遠くの公園に行くように指示されてそこで誘拐。
靴と靴下を盗んで河川敷に放置して捜査攪乱。って感じかなぁ.。。
— ヤマ (@iConan_2017) September 29, 2022
南朝芽ちゃんの行方不明の事だけど
どうやら、こぶし公園に手提げバッグがあった様でこぶし公園で何かがあったみたいだな。— ぷるぷるねこ (@777Purupuruneko) September 28, 2022
こぶし公園では特に何もなかったのではと思われます。
9/23(金)AM11時半:母と約束し再度外出「公園まで20m」
こぶし公園から1度帰宅した南朝芽ちゃんは、再度、母親と2人で公園に行く約束をし、先に1人で自宅を出ます。
「近所の公園に行く約束」と報道されていますが、MBSニュースでは「自宅から20mほど離れた公園」と具体的な距離が書かれていました。
こぶし公園の地図や画像がこちらです。
住宅街の中にポツンとあり、遊具はあまりない広場のような公園のようです。
報道通りであれば、徒歩数分もかからない、本当に家から目と鼻の先にある公園ということです。
朝芽ちゃんが家を出た約5分後に母親は後から追いかけましたがが、朝芽ちゃんの姿は見つかりませんでした。
朝芽ちゃんの母親は、行方が分からなくなってから3時間半後の午後3時ごろに110番通報しました。
9/23(金)PM4時20分:木2号公園でキックボード発見
母親が110番通報し捜索が開始されてから約1時間の午後4時20分頃、索していた母親の関係者が南朝芽さんのキックスケーターを発見します。
発見されたのは母親と約束していたこぶし公園から1kmほど離れた香取の杜公園 (木2号公園)。
自転車で5~7分程度の距離なので、キックスケーターなら10分程度でしょうか。
朝芽さんが移動している姿を見かけたという男性は、「速く目の前を走って行った、ビューって、なにしろ速かった」と目撃証言をされています。
木2号公園へ移動途中の早い段階で何者かに連れ去られ、偽装工作で木2号公園にキックボードを置いたのかと思いましたが、木2号公園となりの観音寺の駐車場防犯カメラに朝芽さんが写っていました。
そのため木2号公園まで自力でキックボードで来たことは間違いないようです。
この頃から、関係者と思われる方が情報提供を呼びかけるツイートをされています。
拡散希望
南流山の木2号公園で遊んでいた1年生の女の子が11:30から行方不明になっています。
上が、薄ピンクの半袖Tシャツ
下が、半ズボンの青色ジーンズ
靴が、ピンクのスニーカーで、
髪型が耳くらいのショートカット新松戸にお住まいの子で木2号公園で遊んでいたキックボードが発見されたようです
— 小沢えみり@4児ママ (@ozawa_emiri) September 23, 2022
9/24(土)AM10時10分:南朝芽さんの靴と靴下が発見
9月24日は、千葉県警松戸署が80人体制で、事件と事故両面の可能性から捜索をすすめました。
24日午前10時10分頃、木2号公園から300メートルほど離れた江戸川の河川敷で、朝芽さんがの靴と靴下が発見されます。

発見された朝芽さんの靴と靴下の脱ぎ方については、
- 両足分が並べられ靴下も両足分がその脇に置いてあった
- 家族によると靴の片方が裏返しの状態だった
と少し情報が割れるようですが、一見、川に入りたくて靴を脱いだ風に見えます。
しかし南朝芽さんのお姉さんは、朝芽さんがあまり水が得意でないことを情報提供してくださっています。
オープンチャットでいただいた質問やさやの行動の特徴など、dm以外できちんと公表できていなかったものをまとめたものです pic.twitter.com/z2aCEfMR8M
— 13月 (@iruKahoTeL8) September 26, 2022
さやが水が苦手というのは水に濡れたりすることが苦手で、靴を履いた状態や周りで脚を拭いてくれる大人がいない状態で自ら水に入ることは考えにくい、ということです
ややこしい話にしてしまって申し訳ありません。。
誰かが作為的に靴を置いたような、少し不自然さを感じる点です。
また、行方不明当日このあたりでは朝から午後4時近くまで野球大会が行われており、大勢の人がいて、川への転落などにも注意していたそうです。
「試合になると相当数が集まる。6チームだから父兄入れて150人くらいはいたと思います。ファウルボールのとき、ホイッスル鳴らしたりしないといけないんで、常に(周りを)見てますね。ケガしてもいけないし、川があるんで。1人でいたら、間違いなくわかると思いますね」
朝芽さんは実はこの河川敷まで来てなく、木2号公園周辺で誰かに連れ去られてしまった可能性も捨てきれません。
ふっくらしたほっぺがとても可愛い南朝芽ちゃんが一刻も早く見つかって欲しいです。
9/26(月)家族コメント「叱ったりしないから、早く帰って来て」
9月25日、26日と120人態勢で警察の捜索が続きますが、南朝芽さんは見つかりません。
家族は最初のコメントを発表します。
「さや、ママは待っているよ。叱ったりしないから、早く帰って来て」
今家に帰ったら「何してたの!!」とママに怒られてしまうのでは?と心配で朝芽さんが出てこられない可能性も考えてのコメントでしょう。
この「叱ったりしないから」を深読みして、「叱られて出て行ってしまった」という風にとらえられた方もいたようです。
でも母親と公園で待ち合わせをしていたというので、その可能性は低いはずです。
大切な家族が急にいなくなったらいても立ってもいられないし、何も手につかなくなるぐらい辛いです。
「とにかく無事で帰ってきてほしい」その一心だと思います。
9/27(火)家族コメント「どこにいるの、どうしてるの」
行方不明から5日目となった27日も約120人態勢での捜索が続きます。
朝芽さんの靴が見つかった流山市の江戸川河川敷から下流に範囲を広げ捜索。
松戸市消防局の水難救助隊員らもボートで川の水面を確認しましたが、有力な手がかりは見つかりませんでした。
27日のお昼過ぎ、家族が2度目のコメントを出しました。
このような事態になってしまったときこそ、周りには親切で無私無欲で力を貸してくださる方々がたくさんいることに心から気付かされます。
地域ボランティアの方も市の職員の皆様も遠方から来てくださっている方も、数えきれない心優しい方々が娘のために奔走してくれています。
皆様には感謝してもしきれません。
良いニュースがあると信じて私共も懸命になって動いています。
ただ朝芽と一緒に生きることができた、いつも通りの、平穏な毎日を取り戻したいという思いだけが私共を動かしています。
どうか人通りの多い場所で、元気な姿で見つかってほしいです。
さやちゃん、どこにいるの、どうしてるの、はやくかえってきて
家族一同
捜索だけでなく、松戸駅や南流山駅など周辺の3ヶ所で家族作成のビラを約4500枚ほど配布し情報提供を呼びかけました。


ビラは市の方で1万5千枚ほど増刷し、今後も配布するとのこと。
小さなことでもいいから何か手がかりになりそうなものがあれば、情報提供していただきたいです。
9/28(水)午後1時40分:帽子が見つかる
行方不明から6日目の28日も、県警は約120人態勢で江戸川河川敷周辺を集中的に捜索しました。
少しでも多くの情報提供を呼びかけるため、家族はランドセル姿や滑り台をすべる朝芽さんの動画を新たに公表されました。
また「水に濡れることが苦手」「名前で呼ぶと返事をすると思う」といった朝芽さんの行動パターンも、ご家族が情報提供して下さいました。
「水に濡れたりすることが苦手で、周りで脚を拭いてくれる大人がいない状態で水に入ることは考えにくいです。普段はとても活発で体力のある子で、とても速く長く走ります。少し離れた公園や、商業施設などに向かった可能性もあります。『さやちゃん』などと呼びかけると返事をすると思います。知らない人に自分から話しかけることはしませんが、時たま挨拶をすることもあります」
そんな9/28は、捜査に進展がありました。
午後1時40分ごろ、朝芽さんの帽子が松戸市七右衛門新田の江戸川に面した取水口で、で発見されます。
朝芽さんの靴と靴下が見つかった場所から約1キロ下流で、大雨で不具合が出たオイルフェンスを交換していた水道事業者の作業員が、浮かんできた帽子を発見したとのこと。

風で帽子だけが飛ばされてしまったのか、誤って転落し流されてしまったのか、それとも第三者が誘拐を偽装するために帽子を川に流したのでしょうか・・・。
9/29(木)家族がコメント「(帽子は)間違いなく本人の物です」全文
江戸川に面した取水口で見つかった帽子を確認した家族は、「間違いなく本人の物です」とコメントをされています。
長文になりますが、以下全文になります。
28日20:30の警察による発表に基づく報道通り、さやが行方不明の日に被っていた帽子が本日江戸川で発見されました。
名前が記されており、間違いなく本人の物です。
帽子は、靴と靴下が見つかった地点から1kmほど離れた取水口で見つかりました。
これを受けて、私共家族は、本事案を担当して下さっている刑事さんとも話し合った結論として、当初と同じように事件と事故の両方の方向で捜査を進める方針は変えないことを明確にしております。
靴や靴下が見つかったことも、帽子が見つかったことも事案解決の中の一つの過程としての事実であり、どちらも同程度重要な手がかりであると言えます。
手がかりが少なく、様々な可能性が考え得る本事案においては、新しく手がかりが見つかったことで事故か事件かのどちらか一方にのみ可能性を託すことは、まだ本人の姿が確認できない以上現段階でまだ早いと考えております。
想像もできないほど沢山の方がお住まいの地域を超えて家族も親族も関係なく、ご自身の時間と労力を投入してさやの捜索に多大なるお力を貸して下さっています。
私共家族一同は、さやの姿を再びこの目で見る時までは、全力でさやを探し出したい思いであること、必ず元気な姿のさやを抱きしめられることを信じて進んで参りたいことを皆さまにお伝えしたいです。
私共は、皆さまによる様々な形の心強いお力添えや力強く温かいお心遣いがなければ、精神的にも肉体的にも、ここまで最大限の力を使って捜索にあたることが出来ておりません。
今日からも続く捜索において、お力を貸していただけるよう、心からお願い申し上げたいと思います。
さやの元気な姿を再び見つけ出し、この胸に抱きしめてあたためてあげられる時まで、私共と一緒にこの子を探していただきたいです。
どうか、皆さま、よろしくお願い致します。
とても苦しい状況の中で、いつもとても丁寧で関係者をいたわるコメントを残されています。
この日は朝芽さんの帽子が見つかった江戸川の取水口付近を中心に捜索を行いました。
この日までに約300件の情報提供が寄せられたものの、朝芽さん発見には至りません。
元刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平さんはTBS系「ゴゴスマ」に出演し、
事件か事故かでいうと、事件の方に重きをおいて捜索をすることが絶対に必要だと思ってます
とコメントされています。
確かに、遺留品の見つかり方など、不自然な点がとても多いですよね。
実は比較的近い所で誘拐犯がかくまっている可能性もあるかもしれません。
何とかして見つけ出してあげたいです。
9/29(木)家族コメント「人が多い安全な場所にそっと離して」
事故であればもう生存は厳しい、という思いもあってでしょうか。
不明から7日目の9/29、19時頃、マスコミにより南さんご家族の「人が多い安全な場所にそっと離して」という新しいコメントが発表されました。
さやが居なくなって、もう6日目(原文の通り)です。
もしも、さやを保護して下さっている方がいらっしゃいましたら、その方にお伝えしたい事がございます。
さやの側に居てくださっているのであれば、どうか人が多い安全な場所にそっと離していただきたいです。
コンビニなどの狭い屋内ですと、さやは走り回って逃げてしまうので、例えば広めの公園や、大きめのショッピングセンターなど、他の人がさやを見つけてくれる安全な場所で、1人で離してあげてください。
ボランティアとしてお力添え頂いている方々には、街中での捜索を止め、私共家族と一緒に待っていただきたいと思っております。保護してくださっている方がさやをお家に帰しやすい環境を、作って待ちたいと思います。
さやは、保護してくださっていた方と過ごしていた時間のことを覚えてはいても、口に出して表現することはできない子です。少しでもはやく、さやがお家に帰れるようにそっと送り出してくだされば、私共はそれ以上何も追求するつもりはありません。
どうか、よろしくお願いいたします。
家族一同
10/1(土)母親コメント「そっと送り出して」全文
9/30、10/1も捜索に大きな進展はない中、朝芽さんの母親は1日に新たなコメントを出します。
さやを保護して下さっている方へ
さやは、あなたと一緒にいたことは口に出して表現することはできない子です。
安心してください、彼女がお家に帰れるようにそっと送り出してくれさえすれば、私共はそれ以上何かを追求するつもりはありません。
どうかよろしくお願いします。
とにかく元気でいてくれればいい、というのが心からの家族の願いです。
誘拐されたとしても、どこかで監禁され生存している可能性はあります。
1990年に起きた新潟少女監禁事件では、約9年2か月間にもわたり被害者女性が加害者宅2階の一室に監禁されていました。
他にも数年単位で監禁され解放されたという事件はあります。
最後まで希望は持ち続けたいです。
10/2(日)父親コメント「かけがえのない日常をどうか返して」全文
土日も関係なく捜索は続きますが、それでも朝芽さんは見つかりません。
そんな中、10/2は朝芽さんの父親が悲痛な思いをコメントしました。
毎日、無我夢中でさやを探しています。街中の道という道を朝も夜も関係なく駆け回り、ほんの一筋の希望にかけてわれを忘れるまで探しています。どこかで、わが子が「パパ、ママ」と呼んでいるのではないかと思い、探しています。
さやがこの8日間をどのような気持ちで過ごしたのかは、想像を絶するものがあります。父親としてこんなにも自分の無力さを突きつけられたことはありません。どうして、うちの子だったのか。どうして、まだ世間を知らずあんなにも無邪気でかわいい子が、私たちの腕の中に帰れずに、危険な目にさらされているのか。
やはり、私たちはあなたのことを追求するつもりはありません。ただ、さやを私たちのもとに安全に帰してくれさえすれば誰のことも責めません。ただ、さやを抱きしめて、「もう大丈夫だよ。」と言わせてください。
私たちは待っています。さやという子が与えてくれていたかけがえのない日常を、どうか返してください。
私たちは、人を、世界を、信じています。
どうか、よろしくお願いいたします。
このメッセージは届いていないのでしょうか。
それとも事故だったのか・・・。
もしも事故であれば、朝芽さんの生存は今となっては逆に厳しいものとなってしまいます。
どなたか優しい方が保護してくださって、世間があまりに大騒ぎになって出るに出られない、という状況であってほしいと願います。
10/3(月)「誰かが置いた」家族が語る違和感
朝芽さんがいなくなって11日目の10/3(月)、家族は朝芽さん失踪に関する違和感をテレ朝に語っています。
- 靴下の脱ぎ方の違和感
- 背丈と同じくらいの草に入っていく違和感
- 自分たちが捜索した時、同じ場所に靴と靴下がなかった違和感
朝芽さんは靴下を脱ぐ時は丸めて脱ぐと言いますし、背丈もある草の中に入っていくのはいくら冒険心が強い子供でも怖いのではないでしょうか。
それに朝芽さんの靴と靴下が発見された9/24、同じ日の午前4時頃、同じ場所を探しに行った時には靴と靴下がなかったというのもとても不自然です。
10/4(火)14時半:旧江戸川に幼い子どもとみられる遺体発見
10/4の14時半頃、速報で「江戸川に幼い子どもとみられる遺体発見」のニュースが入ります。
発見したのはサイクリング中の男性で、10/4の午後0時30分前、「川に人のようなものが浮いている」と110番通報されました。
のちにこの遺体が、
- ・性別が女性であること
- ・朝芽さんが外出時に着ていた服と遺体の服装が似ていること
- ・髪型も朝芽さんに似ていること
などが判明します。
遺体発見現場は朝芽さんの靴と靴下が見つかった場所から約14キロ南の、国土交通省江戸川河口出張所の近くです。(小さく赤丸をつけたあたり)

※発見現場は河原番外地より少しずれますが、近場で分かりやすい場所を目印につけました
上の赤い印が靴発見現場、そして下の赤い印が遺体発見現場になります。

まだ朝芽さんと確定はしていませんが、冷たい水の中、かなりの距離流されてしまったようです。
遺体は10/5の午前から司法解剖を行い、身元の特定をします。
遺体が朝芽さんであってもなくても、とても辛い結論です。
もし朝芽さんでなければ、どこかでまだ朝芽さんが元気に生きていると信じたいです。
10/5(水)旧江戸川の遺体判明せず、家族コメント「まだ何とも言えない」
10/4(火)に江戸川で発見された女の子の遺体の司法解剖がされ、14時過ぎ、「司法解剖終了」の速報が入りました。
・推定年齢7歳前後
・身長およそ117センチ(これまでの報道では朝芽さんは115センチ)
・死後1週間から2週間が経過
と、朝芽さんと特徴や失踪時期がかなり近いものの、朝芽さんであるという確定情報は発表されませんでした。
今後のDNA鑑定で、確定情報が発表されるかと思います。
死因は溺死(できし)の可能性があるということで、息をしている状態で水の中に入ったことが考えられています。
誰かに水の中に投げ込まれた可能性もゼロではありませんが、現時点では事件性をうかがわせるようなものは確認できておらず、事故の可能性の方が大きいと見られているようです。
このご遺体がもしも朝芽さんだとしたら・・・行方不明当日は風が強くなく、飛んでいった帽子を追いかけて川へ入ったのではないとすると、いったいなぜ川に!?という疑問がぬぐい去れません。
好奇心旺盛な小学1年生で、突発的に冒険心のようなものが湧いて川へ入ってしまったものなのか・・・。
お母さんとの約束のたった5分の出来事なだけにとても悔しいものです。
朝芽さんの家族は、江戸川付近で推定7歳前後の女の子の遺体が見つかったことを受け、10/5夜、コメントを発表されています。
きょうは自宅でずっと警察からの連絡をひたすら待っていました。
(見つかった遺体について)まだ身元が明らかになっていないので何とも言えませんが、近日中に、これまで朝芽に関心を寄せてくれた人たち、色々と力を貸してくれた人たちに対して、感謝の気持ちを伝えたいと思っています。
10/6(木)昼前:旧江戸川の遺体、朝芽さんと特定
10/6のお昼前頃、旧江戸川で発見された遺体が南朝芽さんと特定されたという速報が入りました。
DNA型鑑定で一致したとのこと。
服装や身長髪型など似ていたことからもう厳しいか・・・とは思っていましたが、確定情報が出されると、改めてショックを受けます。
目立った外傷はなく、事故の線が濃厚にはなってきましたが、警察は引き続き、事件と事故の両面で捜査を続けていくとのこと。
万一これが事件だったとしたら、第2・第3の被害者が出てくる可能性もありますので、慎重に捜査をしていただきたいですね。
10/7(金)家族コメント「戻ってきてくれて奇跡だと思いました」
旧江戸川で発見された遺体が南朝芽さんと判明した翌日10/7(金)、家族からコメントが出されました。
捜索にあたった方たち、南さん一家をサポートしてくださった方たちへの感謝の思いを綴られています。
さやは小さい頃から食べられる物が少ない子でした。給食を食べることも大好きでしたが、家では好物の白ごはんと少しのおかずばかりを食べていました。言葉もほかの子に比べたら少ししか知りません。しかしさやは本当に邪気のない、たまらなく可愛い女の子です。さやは自分なりに自分が生まれてきたこの世界のしくみを理解し、さまざまな物に少しずつ触れるようになり、またさまざまな人と接していく中で時に私共を笑わせたり、時に慰めたりしてくれました。
さやは、小学校に通い始めて、まだ半年も経っていませんでした。大好きな電車ももっと乗りたかったでしょうし、車だっていつか運転したかったでしょう。行ったことがない場所、食べたことのないもの、見たことのない景色がたくさんありました。
さや、あなたがいなくなってから、たくさんの方々が何日もの間、眠れぬ夜にも私たちと一緒にあなたを探してくれました。行方不明になった日から2週間が経とうとしたとき、あなたが海に近い河口付近まで戻ってきてくれたと聞いた時は、家族の誰もが奇跡だと思いました。一度海に出たら、もう二度と会えることはないかもしれない、と覚悟を決めていたからです。
今回の発表を受けて、私共家族一同から、さやのためにご尽力いただいた皆様に心より感謝を申し上げたいです。ご自身の日常生活を投げ打ってでもさやの捜索に最大限にお力を貸してくださった方々や、私共の見えないところで心を痛め、さやの無事を祈ってくれた方々に、私共は本当に支えられました。懸命な捜索にあたってくださり、未だに残る疑問点を今も尚捜査してくださっている警察の方々、力強く細やかなサポートをしてくださった市の職員の方々、そして数えきれないほどの民間ボランティアの方々に、皆様のお心遣いに心から感謝を申し上げます。
松戸市のみならず、隣接する市にも強固な協力体制をしいてさやの捜索に全力を注ぎ、激務の合間を縫って私共を訪ね何度も温かいお言葉をかけてくださった本郷谷市長には、家族一同、深く感謝申し上げます。
どうか、これから私共家族がさやを無事に見送り、時に振り返りながら日々を少しずつ前に進めてゆけるように、皆様にはそっと見守っていただきたいです。 改めまして、たくさんの心温まるご声援とお力添えに心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
「たまらなく可愛い」と家族から愛されていたことが伝わります。
朝芽さんには大学生のお姉さんがいて、上の子から10年以上空いて生まれた朝芽さんは、もう孫のようにかわいい感覚だったのではないかと思います。
これからいろんな美味しいものを食べたり、いろんな場所へ出かけたり、いつかは恋する日も来たかもしれないのに、たった7歳ですべてが閉ざされてしまったかと思うと本当に残念でなりません。
南朝芽さんのご冥福をお祈りいたします。