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【動画】保津川市民花火大会・アルソック京滋社長の警備が話題!

【動画】保津川市民花火大会・アルソック京滋社長の警備が話題!
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2022年8月11日、「保津川市民花火大会」後の駅で撮影された動画が話題です。

花火大会後のとても混雑する駅で、押し合う群衆を取り仕切る一人の年配男性。

荒い言葉で群衆を誘導する男性は後にアルソック京滋(けいじ)株式会社の永野正社長と判明。

動画とともにまとめました。

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【動画】保津川市民花火大会でアルソック京滋社長が私服で警備!

SNSにあげられた、アルソック京滋社長の警備動画がこちらです。


現場は花火終了後のJR亀岡駅北口の階段。

麦わら帽子に白いシャツ、紺のベストを着た男性が、アルソック京滋(けいじ)株式会社の永野正社長です。

「具合悪いの前に出てこい」
「私の言う通りにしなさいよ」
「いったん止まれ!!」

ノーマスクでマイクを持って、かなり声を張り上げています。

押し合う群衆を、荒い口調で制しています。

どこからかあらわれ私服姿で必死に誘導する姿に、くすくす笑う声、いっこうに前へ進めないいら立ちの声。

かなりカオスな状態だったことが分かります。

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当時の状況

保津川市民花火大会の打ち上げ中に、大会最寄り駅の「亀岡駅」と隣の「並河両駅」の間で線路に人が立ち入り、電車が一時ストップしました。

電車が止まった影響で、花火帰りの人が亀岡駅にあふれてしまったとのことです。

動画を見ての通り、駅では怒声が響きかなり混乱した状態。

一歩間違えれば押し合う客で転倒し、重大事故に発生したかもしれない状況だったようですね。

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アルソック京滋・永野社長のコメント

当初、誰だか判明していなかったこの警備男性。

ツイッターで「アルソック京滋の社長では?」と話題になっていました。

そして花火翌日の8月12日、J-CASTニュースの取材に対し本人が「動画の男性は自分だ」と認め、こうお話しされています。

「花火大会の警備計画をボランティアでサポートしており、手弁当※で全体の状況を見ていました。

大会実行委員会から手伝ってほしいと言われ、協力会社から警備員を集めていましたが、このときは、とにかく落ち着かせないといけない異常な状態でした。

そこで、博覧会などの雑踏警備に慣れている私が、警備員からマイクを渡してもらいました。

『押すな、押すな』の騒ぎとなり、将棋倒しになってはまずい状況で、優しい言葉は通用しないと思い、言葉も汚くなってしまいました。

今では、このことを反省しています」

(※手弁当とは「自分で弁当を用意して持っていくこと=無報酬で働く」ということ)

「マスクをすると、声が通らないんです。

説得力もなくなってしまいます。

線路に人が立ち入って電車が止まり、駅の階段が渋滞して、子供は泣き叫び、罵声を浴びせる大人の方もおられました。

本当はマスクをしたかったんですが、ケガ人を出さないために止めないといけないと思いました」

出典:J-CASTニュース

コロナ禍にノーマスクで大声を張り上げる姿に賛否はあるのかもしれませんが、過度の人混みは本当に死亡事故に発展することもあります。

30代未満の方は知らない人も多いかもしれませんが、2001年7月に、花火大会後の歩道橋で人が折り重なって転倒し、11名死亡・247名ケガという大事故が起きています。

この「明石花火大会歩道橋事故」を知っている世代からすると、今回の「保津川市民花火大会」でも一歩間違えれば大惨事・・・と想像がつきますよね。

アルソック京滋・永野社長も明石花火大会の事故が頭によぎって、なりふり構わず現場をおさめることに徹したのでしょう。

永野社長や駅員さんの誘導のかいあってケガ人は出なかったとのこと。

命を守ってくれた社長や駅員に拍手ですね!

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ネットの声

マスクもせずに大声を・・・と一部では批判的意見もあったようです。

しかし明石花火大会で人混みの怖さを知っている世代からは「命が最優先」といった声がほとんどでした。

花火大会で歩道橋の上で子どもが亡くなった事故もあったよね。
あの事故を知ってるから、警備員さんも必死になったんだと思う。優しい人だと思う。
マスクしてなかったとか、もう関係ないでしょ?こんな人混みになるの承知で出向いてる人たちばかりなんだから。
他人の安全を守ろうとしてる優しい人を叩くような報道の仕方やめてほしい

明石の花火大会の大惨事は、雑踏警備の必修だと聞いたことがあります。あれを教訓に、とにかく人命が最優先となったはずです。制御を失いつつある群衆を統率するなんて、なりふり構ってたら成立しない場面なんていくらでもあるでしょう。
ある意味災害と同じですよ。死が目前に迫ってるのに、悠長に説法垂れて実動しなければ死にますよ。

何を守るか、どう守るか…そう考えた時、ルールやマナーより命が一番なのは言わずもがな。ましてや、ルールやマナーが守れない奴が命を脅かす事態ならば厳しい口調にもなるし、大きな声で呼びかける為に枷となるマスクは要らない。
本当に大切なものが分かっている人と自分の事だけで動く連中。どちらが立派かなんて語らずとも分かっている。むしろ、そういう立派な人が居たからこそ最悪の事態は防げたのだと思わなければならない。

人混みと暑さでのいら立ち、ガラの悪そうな人もいる中で、毅然とした態度で誘導した永野社長に感謝ですね!

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